2012 主任職員研修会
 ☆ 平成24年7月27日 開催                                  
 富永眞秀 教区保育連盟会長     山田眞理子 先生 浄土真宗の教え   藤本慈明 研修委員長
  今回のご講師は子どもと保育研究所プロホ理事長(九州大谷短期大学名誉教授) 山田眞理子 先生。
 「まことの保育」について、懇切丁寧にお話下さいました。
 ☆ この研修会に参加しての所感をお聞かせください。 

山田先生の講義は、保育者として子どもに対してしっかり向き合っているか、また「気になる子」への対応はしっかり心から見つめているのだろうかと、改めて保育のことについて考えさせられた話でした。心の重みを感じとれる余裕の保育を…と思いました。
また、グループ討議では2時間ではありましたが、いろいろな園の方と語り合えて良かったです。時間が足りないくらいに思え、この討議は同じ保育者として語り足りないほどでした。
浄土真宗の教えは、仏さまの力を例にとって詳しく話して下さり理解できました。今後も、仏教園で働いていることに感謝して学んで参りたいです。本日はお世話になり、ありがとうございました。

日本の15歳以下の子ども達の29%が「自分は孤独だ」と感じ、23%以上が「自分は必要のない存在」と感じているという現状に驚きと悲しさを感じました。愛情が不足している子ども達の増加に伴い、保育所が子どもと親とをつなぐ架け橋となることの必要性を痛感しました。
時代が変わり、環境が大きく変化する中で、子ども達が安心して幸せに成長することの出来る方法を、園でも保育士同士で考えてみたいと思います。

山田先生のお話は、初めて聞かせて頂きましたが、とても分かりやすく、また気付かせて気づかせて頂くこと、学ばせて頂くことがたくさんありました。時代の流れと共に、家庭環境や社会環境も変わり、子ども達もいろいろな影響を受けていますが、そのような子どもたちの気になる面、SOSをしっかりと私たちが受け止めてあげなければと、改めて思いました。
グループ討議は、120分という時間設定はちょっと長いかなと思いましたが、それぞれの園、それぞれの先生の悩みや問題など語り合うことで、共感するところや学ぶところも多くありました。

山田眞理子先生の講義を受けたくて、今回の研修に参加させて頂きました。先生のお話を聞きながら、日々の自分の姿を振り返り、反省することでした。保育のあり方を見直すことはもちろんのこと、保護者への対応なども考えながら、今後取り組む必要があると思うことでした。いつ聞いても、山田先生のお話は刺激になります。
グループ討議では、各園の先生方の事例を聞きながら、自分の園の事例とも重ね合わせ、改めて考え、とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。

4月から職場復帰して、すぐにこの研修会に参加させて頂きました。この数カ月、私でいいのだろうか、私に何ができるのだろうかと、保育に対して不安な気持ちでいましたが、参加したことですごく気持ちが前向きになり、まずは、「子ども達をもっと知ろう」「子ども達を分かろう」という気持ちになれました。昨日までとは違った関わり方ができそうです。
園の方でも、他の先生達とも報告を兼ねて、話し合いができればと思っています。保育者として、もっと成長しなくてはと思う研修でした。この気持ちを忘れずにいたいです。ありがとうございました。

 ☆ 『グループ討議』では、講義の内容を確かめ合ったり、保育上の諸問題について語り合いました。